本文へスキップ

係長の役割と仕事の方法が学べるサイト




上司に依存しない部下の育て方

係長コラム 「上司に依存しない部下の育て方」Author 係長.net Category 部下


コラム:上司にとって頭を悩ませる「上司依存型部下」と「無責任部下」。どうすれば自分で考え、行動を起こしてくれるか考えていきたいと思います。
  


  



 常日頃、上司にとって頭を悩ませるのが、


責任を持ちたくないので小さいことでも上司の判断を仰ぎ、自分で決められない(依存する)部下


上司の時間を簡単に奪う部下
 


 レールに乗ったような仕事はある程度できますが、いざ自分で判断しようとすると責任を回避しようとして、上司に判断させるのです。自分の案や考え方を話さずに、上司に聞いてくる部下も数多くいます。


 また、上司の時間を簡単に奪う部下は、「上司が今どんな仕事をして」「上司が今どの位置にいるか」わかっていないことがほとんどです。


 異動や転職してきたばかりの部下も多いです。


 私達は、自分の時間を奪われないようにするには、よく顔や行動で表すことがあります。


 ・ 顔を鬼のような形相にする。→ 近づきがたい・・


 ・ 忙しそうに仕事をする → 声をかけづらい・・


 ・ マスクをする → 表情が見えないので、話かけづらい・・



 などです。


 部下は上司の様子をうかがいながら、部下は話しかけるか・話しかけないかタイミングを見てきますので、上記のような方法もあるでしょう。


 ただ、上司の機嫌が良くなったことを見計らって一気に相談を持ちかけてきますので、2時間〜3時間はすぐにふっとび、またイライラしてきます。


 しかも、この手をあまり使うと部下がミスを隠しますので、ここは少しやり方を変える必要があります。





 自分の部下に主任などの役職者がいれば、そのまま業務リーダーとして教育係に設定すれば良いのですが、係長の下に中間管理職はいないことがほとんどです。


 となれば、誰かを教育係に設定する方法を考えます。


中堅クラスを教育係に設定すること


 
新入社員の場合は、2〜3年くらいの先輩を充てるのが良いです。


 注意点としては、40歳の転職者(男性)には、10歳以上離れた女性は教育係としては不適合であること。女性に役職があれば別ですが、大体は女性をナメてかかってきます。
 

 結局、課内のゴタゴタに対処するハメになり、係長の負担は減りません。


 教育係は同性であり、少し年齢が上であれば今のところベストな設定です。


時間を決めて相談に応じること


 同じオフィスにいる以上、現実には難しい方法です。ただ、締切が近く焦っている時などは、相談時間を別に設定しましょう。


 教育係を設定すると、細かい業務作業は教育係に聞きますので、私達の時間を簡単に奪われずにすみます。


 ただ、教育係も同じように、自分の仕事をしながら教育をするのでイライラしてきます。
 

 係長は教育係の気持ちをほぐしたり、様子を聞いたりと適度にフォローします。



 教育係を設定しない場合は、午前に2回、午後に2回と時間を決めて相談をさせます。



 部下が多ければ多いほど、相談や判断に時間を奪われ、マネジャーは自分の仕事ができなくなります。





 上司にとって頭を悩ませるのが「責任を持ちたくないが故に、小さいことでも上司の判断を仰ぎ、自分で決められない(依存する)部下」です。



 私の経験から話しますと、部下が課長になんでもかんでも聞いて、判断をゆだねるのを私は横で見ていました。


 ベテランの女性社員でしたが、簡単な事務作業の判断すらせずに、お客さんへの電話一本の調整も課長にやらせてしまう部下もいました。



 「それは部下が悪い!」と思う方も多いと思います。



 ただ、実は課長が
「判断基準を部下に伝えていない」から上司に依存するのです。



 課長も「課長、課長」と常に部下から囲まれ、周りから頼られることに酔っているような感じも見受けられました。



 結局、課長もプレイングマネジャーで仕事を多く抱えていましたので、自分の仕事が作れず毎日残業していました。(しかも、部下は定時でサッサと帰るという・・・)



 その後、課長が異動や退職すると、部下は困るのです。



 
仕事の判断基準が無い為に、小さなことでも自分で決められない。


 
自分で決められないということは、責任を持ちたくないということ。


 
課長がいないので、どうすればいいのかわからない。



 そして、私に全て殺到するわけです。





 私の場合、部下でもできるような判断を私は判断しません。


 部下にはキツイようですが「自分で考えて」「どうすればいいと思っているの?」「本当は、どうすればいいのか分かってるんじゃないの」と突っぱねます。


 そこで、本人もハッと気付くのです。


 その後、
仕事の判断はここまでは自分でしても良いというのを教えます。


 その判断の先を考えると、最悪部下が失敗しても係長のカバーで修復できることが前提となっています。


 前回でもお話しましたが、部下よりも上司の1日の時間の流れは部下よりもずっと早いです。上司は突発事項にもすぐに対応することとなり、常に時間がありません。


 部下の人数が多ければ多いほど、仕事の幅が広ければ広いほど上司のプレイの時間が少なくなり、部下の仕事を管理するマネジメント時間が増加します。



 


 係長・主任は基本的には「高度なプレイヤー」ですので、部署のマネジメントまで責任を持つことは相当に大変です。


 係長は全ての責任を負う事をせず、「自分はどこまで判断できるのか?」「本当に自分でなければ判断できないことなのか?」など、部下へ仕事をアドバイスする範囲を決めておきましょう。


 自分の時間が無く、とにかく人に振り回されているような気がする方は、自分の時間を確保するためにも実践してみてください。


 
簡単なことは部下に自分で決めさせて、失敗したら学ばせることが大事です。


 
自分で決めるということは、責任を持つことです。逆に言えば、無責任な人は自分で決めることができないということ。


 判断基準や自分で意思決定することを部下に覚えさせれば、「単なる作業ロボット」から「できる部下」にチェンジしていくのです。


 

<< 前のページ 仕事を任せられる部下、任せられない部下

>> 次のページ 部下に仕事を教えるとき覚えておきたい4つのポイント


記事コメント




 

関連する記事


即実行

部下に仕事を教えるとき覚えておきたい4つのポイント

わたしたちは「部下に仕事をどうやって教えたら良いか?」「どうやったら自主的に仕事ができるようになるか?」という悩みを持っています。教え方が正しいか、間違っているか、どのようにすれば良いか、その方法を4つのポイントに分けていきます。>>続きはこちらです


 初めての部下を持ったとき  仕事を任せられる部下、任せられない部下  部下はあなたをこんな角度で見ている  部下と慣れ合わない距離感の保ち方


お気軽にメール相談ください


係長.netでは、係長の役割や仕事の進め方など、もっと詳しく知りたいことや困っていることなど、随時メール相談を受付しております。お気軽にメールを頂ければと思います
>>相談用メールフォームへ移動


他の方がどんな質問・相談をし、回答しているか内容を見てみたい方は、
中間管理職.net
>>中間管理職.net
(相談専門サイト)にアクセスしてみてください。



係長が学べる!週1回の無料メールマガジン

週1回読んで学べる係長の無料メールマガジン
 
参加メールアドレス
退会メールアドレス

週1回読んで学べる係長のメールマガジンです。係長の働き方、部下とのコミュニケーションなど私の成功体験や失敗の経験を踏まえて「係長に昇進したらどう働き方を変えるべきか?」などをテーマに、リーダーシップ、マネジメントの方法など、係長が組織で活躍するための方法を配信します。

 





係長として成功する方法を配信中です

 更新情報はこちらから
 
 facebook google twitter
  FACEBOOK   Google+    Twitter

年功序列でも最速で昇進階段を駆け上がる方法

 係長.netの特別書き下ろし電子書籍:年功序列でも26歳で係長・主査にブッチギリで昇進する技術(仕様:アマゾンキンドル、20,000文字、1/4ページ))

   年功序列でも26歳でブッチギリで昇進する技術

 年功序列の組織では社員は常に横並び。ある程度の年齢に達すると、トップの思いつきや一時的な感情で人事が発令。

 働かない社員、稼がない社員でも昇進できる理不尽かつ、不条理な世界。50代の働かないオジサン世代がどんどん量産され、働き盛りのサラリーマンがどんどん意欲を失うシステムです。

 私は年功序列の組織でも、入社7年、26歳で昇進する為の技術を体得。その秘密を公開します。
>>詳しい書籍の情報はこちらです




係長の悩みを解決する書籍・教材

係長.net完全書き下ろしの「係長の事例問題解決集」です。(電子書籍 99円〜)

vol.2


vol.1



社会貢献・ボランティア事業について

 係長.netでは、毎年「複数献血」1,200ml(最大
 値)を行い、社会・地域への貢献を果たして参り
 ます。

     LOVE in Action